人生のサイクルを思い描く

私は、社会に出て20数年、不動産業という仕事を通じてこれまでに何人もの人にお会いし、またここ数年続けている投資により、他社を別の角度で見てきて、最近になっていくつかの発見がありました。

その一つは、な〜んだ、当たり前じゃないという声が聞こえてきそうですが(笑)、「投資商品も企業もそして人生もみんなサイクルを描く」ということです。

日本でも昔から、このことは、
「禍福はあざなえる縄のごとし」
「盛者必衰の理」(平家物語)
「夜明けの来ない夜はなと(歌謡曲?)
「正と負の法則」(美輪明宏)

などとさまざまに表現されてきました。最近、本当に共通した世の摂理だなと強く感じるようになりました。
自ら投資をして、自分で会社を経営してさらに多くの仲間や取引先を見続けて実感です。私の会社も自分自身も、さらに僕のまわりの人々も企業も
「な〜んだ、全部同じなんだ。上がったり下がったりなんだ」と。

ですから、今、人生がうまく回転していない人も、あまり会社の経営や勤めている会社の中で自分の状況がうまくいっていない人も、必要以上に悲観にくれる必要は、ないと思います。

じっと努力して凌いでいれば、必ず何時か上昇していきます。
きっかけは思わぬ所から来るものです。(おそらく思わぬ人を介して)だから、腐って自暴自棄になる必要はありません。
諦める必要もありません。ただし、少しずつの日々の努力は必要だと思います。
毎日1mでも5mでも前に出る努力や勉強をしていれば、良いのだと思います。不調の時は、ぱたぱたと暴れたりしては無駄なエネルギーを消費するだけです。人生は、マラソンのように長いものです。短距離走ではありません。
ですので、現在、自分が落ち込んでいるなと思っても、人生はサイクルを描く、近い将来不思議と必ず上向いてくるということを覚えておいて下さい。

逆に今絶好調だという人は注意が必要です。

私は、自分の周りの人や、自分の取引先で「絶好調」で「何もかもがうまくいっている人」を見ると少し不安になってきます。

ここでの対処の仕方は、あまりうまくいっていない時のものより数倍実行が難しいと思います。

なぜならば、うまくいっている人は、みな「すべて自分の才能があるから」と思っていますので「ほどほどに」といった忠告や、人の意見も聞きません。
「絶好調」なときこそ、次のサイクルに備えて自己投資ができるかが重要です。

不必要な豪邸を買ったり、外車を数台も所有したりすれば、次のサイクルの大波にのまれて、多くを失うことになるでしょう。

もっとも貴重な資産

みなさんにとって、もっとも貴重な資産はなんですか?資産といえば、現金、不動産(家)、株式といったものから家族とか友人などいろいろありますが……。「きれいごとをいえば、家族や友人だけど、やっぱり現実的には、お金でしょう」ということでしょうか。

よく人脈、金脈とかいう言葉がありますが、こんな言葉を使う人ほど、実際には本当の人脈なんかもっていない場合が多いようです。

みなさんが、一時的にリストーフされたり、事業に失敗したり、または離婚して住むところがなくなったとしましょう。そのとき、あなたが復活するまで、あなたに一時的に同居を許してくれる人が何人いるでしょうか?

もちろんあなたのまわりのひとには、家族がいたり、部屋がせまかったりといろんな断る理由はたくさんあるはずです。

それでも、「当分ここに住めよ」とすべてのマイナス要因を覚悟の上、そう申し出てくれる人が何人いますか?

もし、10人以上いたなら、あなたは独立して事業を起しても成功する確率が非常に高いと言えます。刈人以上いればもう間違いないでしょう。
私は、3人いればそれでも十分だと思います。もし、0人だとすると、あなたは「自分の理想の家」を探すより、先に毎日すべきことがあるかもしれません。

よく「人とのつきあいは、ギブ&テイク」だと言う人がいますが、そんなことを言っている人には、おそらく本当の友人も人脈もゼロだと思います。

人との付き合いは、ギプ&ギブ&ギブ&ギブ、そしてギブです。みなさんに可愛い子どもや妹がいるとして、何か見返りを期待して何をしますか?友人はしょせん他人だから、同じように気持ちにはなれませんか?

もし、皆さんが将来、いろいろな場面で誰かの助けを必要になったとき、道を示してみなさんを導いてくれる人、みなさんに救いの手を差し伸べてくれる人は、国や政府ではなく、親、もしくは友人ということになるでしょう。みなさんの頭に中に「友人、人脈」と思えるような人がいたら、それぞれの人に「自分は今、何ができるのか?」それだけを思っていてあげれば良いと思います。

引越し?更新?賃貸物件でせまされる選択

引越をしてから2年。契約期間満了が近づくにつれ、あなたは決断を迫られます。
更新か退室か。

居心地が良かったのであれば更新してもいいですし、さらに良い部屋を探す必要がある場合は退室です。

退室に比べて更新が楽なことは事実です。しかし、何も知らず何も考えずにただ漫然と更新するのでは大損!

お金だけの話ではありません。あなたの暮らしのクォリティにも関わることです。数年たって、少し現状を変えようと思ったならば、まずは「さらに良い部屋を探してみよう」という意識を持ってみましょう。あらゆる可能性を探れば探るだけ、人生に変化が生まれます。

なぜそこに住み続けるのか

更新か退室かの決断は、契約満了する知日前までには決めなければなりません。
その1週間ほど前には、大家さんもしくは不動産屋さんから更新の意思確認と新家賃などを提示した書類が届くはずです。
まずは、あなたが更新すべきか退室すべきかについて考えてみましょう。

あなたはいまの部屋をどう評価していますか?
・いまの部屋が自分にとって100点満点なので、引っ越したくない。
・100点満点ではないが、そこそこ快適だ。
・他の部屋を探す時間がない。手間もかけたくない。
・他の部屋を探してみたところ、良い物件が見当たらない。
・決して満足はしていないが、引っ越すだけの資金の余裕がない。
・決して満足していないので、引っ越すつもりだ。

(1)を選んだ人は間違いなく更新です。しかし、更新は家賃を安くしてもらったり、新しい設備を導入(入れ替え)してもらったりする最良のチャンスでもあります。2年にわずか1回の機会を活かす方法を考えていきましょう。

さて、「更新すべき」といいきれるのは、実は(1)だけです。(2)以下を選んだ人は退室も視野に入れつつ考えていく必要があります。

(2)を選んだ人が考えなければならないのは、「満足度」が、「広さ+設備十環境」と、「賃料」の2本柱で成り立っているということです。lOO点満点でない理由が「広さ」「設備」「環境」のいずれかである場合は退室を選び、あなたの希望を満たす部屋を探すこともできます。また、原因が「賃料」である場合はさらにリーズナプルな部屋を探すこともできますし、更新という機会を活かして交渉することもできます。

(3)を選んだ人が考えなければならないのは、時間と手間を惜しんでいては、暮らしのクオリティは上がっていきません。もともと「衣・食・住」の住においてあまり重視していないのかもしれません。でも本当にそれで良いのでしょうか。

(4)を選んだ人は、「良い部屋が見当たらなどということについて、再度考えてみてください。もし、今の部屋に幸福を感じ、「これ以上良い部屋あるわけな些というのであれば、更新です。ただ、もし、今の部屋に不満を抱えているにもかかわらず、同じもしくはそれ以下の部屋しか見当たらなかったという場合には、再度エリアや条件を変えて探してみる必要性があります。部屋探しのポイントを再確認してみてください。ここで抜け出さないと、また2年同じ不満を抱え続けることになります。

(5)を選んだ人は、いったいいくら必要なのかを再計算してみましょう。引越は必ずしも高くつくわけではありません。セーブできる部分はたくさんあります。契約時に預けた敷金も戻ってきます(詳細はこの先を読み進めていってください)。その上であらためて計算してみま

(6)を選んだ人は、より良い物件を早い時期から探す準備をして、ずばり引っ越しすべき人です。まずは契約時に預けた敷金をしっかりと取り戻して、新たな生活に備えることにしましす。